お見合いパーティーとは
お見合いパーティーとは、結婚を希望する男女が集まるパーティーで、ブライダル専門紹介機関が催すパーティ形式のお見合いです。
結婚をめぐる出会いの機会の減少は日本だけにとどまりません。
アメリカのニューヨークでもお見合いパーティは流行っているようで、ある種の先進国病の処方箋になっているのかもしれません。
さて、ほとんどのお見合いパーティーの会費は、女性のほうが安く設定されています。
しかし、お見合いパーティーの中には、「年収1千万円の男性限定」とか「経営者限定」などという「限定性」「希少性」を打ち出したものもあり、その種のお見合いパーティーに参加するには男性よりも女性のほうが会費が高くなります。
なかには、会費が30万円以上というものもあります。
年収1千万以下の男性とは結婚しない、と最初から決めている女性というのも、違和感を感じる人は少なくないと思いますが、現実としてそのようなパーティーにも多くの需要があります。
お見合いパーティーの標準的なスケジュールは、次のような感じです。
1 受付 受付では身分証の提示が求められます。
そして、プロフィールカードやアンケート用紙が配られるので記入します。
2 パーティースタート いよいよパーティースタートです。
プロフィールカードを交換して、全員の異性の方と1対1で約3-5分間ずつ話をします。
この時に、相手の印象などメモっておくと便利です。
3 アプローチタイム 話をしてみて「感じが良い」「話しやすい」と思えた方を数名選んでおきます。
その方々に直接メッセージを送ることが出来るケースもあるようです。
4 フリータイム さらに、もっと話をしてみたいと思う方と話をする時間です。
約3分~4分間の時間で、3回~4回行います。
5 最終投票 最終投票カードの記入をします。
『カップルになっても良いと思える方』のナンバーを第1希望~第6希望ぐらい記入します。
6 カップル発表 司会より、カップルになった方のナンバーが発表されます。
テレビ番組ではありませんので、男性・女性共、ナンバーのみのシンプルな発表のケースが多いようです。
主催会社によっては、各種のアフォターフォローのサービスがあるようです。
結婚というシステムは、時代に応じて変化をします。
お見合いパーティーもその顕著な事例の1つと言えるかもしれません。
ただし、目的はあくまでも結婚であるという真面目な姿勢で望むのが求められます。
冠婚葬祭のお祝いは基本的には祝い事なので、気持ちを込めたお祝いをすれば良いのですが、マナーを度外視したものはやはりあまりお薦めできません。
例えば、結婚祝いは同僚や友人などが殆どかと思います。
結婚した直後は出費も掛かりますので、実用的なものが喜ばれます。
事前に欲しいものを聞いておいても良いでしょう。
そして、贈り物をする際の注意というかマナーですが、簡単に紹介します。
もし持参できない場合は、新居お披露目の日までに届くようにします。
新築・新居祝いですので、火に関連したものはタブーです。
火は火事を連想させることが理由です。
ライター・ストーブ・コンロなどは幾ら新品であったとしても、避けた方が無難でしょう。
本人から直接依頼されたとしても、その依頼したことを知らされていない家族や同族がそれを見たら、あまり良い気がしません。
頼まれても避けて、別のものを贈った方が無難です。
冠婚葬祭のお祝い事は、この他にも色々なケースがありますが、どれも基本はお祝い事であり、心からの祝福をすることに意義があるものです。
これが一番大事な贈り物となります。
その上での気持ちとして、物やお金を贈るというスタンスを忘れないようにしましょう。
冠婚葬祭と「のし」に関する話です。
「のし」は正式には「のしあわび」といいます。
昔は貝のアワビの肉を薄く切り、火のしを使って平らにのばし、贈り物に添えていたことから、こう呼ばれるようになりました。
のしは昔からの日本の贈り物の習慣です。
神に物をささげるときはお酒と一緒に魚・肉・卵などの生ぐさものを添えるというところからきています。
あわびがなぜ用いられたかというと、あわびは貴重な食料で魚の代表とされていたからです。
他にも、注意したい点があります。
近頃、結納品の目録にものしがついているものを見かけることがあります。
しかし、目録は贈り物ではないので、のしや水引をつけないのが本当です。
また、いわれからわかるように、のしはそれ自体が生ぐさいものです。
ですから慶事でも魚・肉・卵などにのしはつけないのが本当です。
デパートなどでは何にでもにものし紙をかけてくれますが、品物によっては断ることができるわけです。
さて、のしには様々な種類があります。
代表的なのは、「真」「行」「草」「宝づくし」「飾りのし」などで、結婚には「真」や「飾りのし」が多く用いられます。
飾りのしは、松竹梅の造花をあしらったものです。
そして、贈り物にのしをつけるときは、右肩につけます。
のしは文具店や、デパートの文具売り場や冠婚葬祭コーナーで販売されています。
冠婚葬祭時には、のしを適切に用いることが大切です。