現代の結婚観の移ろい

このごろ、お見合いのお話をあまり聞きませんね　なくなったのでしょうか？　そんなことはありません昔ながらの良き風習はいまも残ってます。

マスコミが現代の話題としてテレビや新聞、そうですねテレビの話題としても取り上げることがなくなったせいでしょうか。

私が子供のころは恋愛結婚などの自分で伴侶を決めることの方が少なかったように想いますが年月の流れはこんなことまでも、変えてしまうものでしょうか。

新聞などでは毎日のように子供の虐待や殺人事件が話題に上ります。

回帰現象をと声高に言うつもりはありませんが良き風習だけは残しておきたいものです。

よく良縁という言葉を耳にします縁があって夫婦になったのですから末永く仲良く暮らしたいと誰もがお待っています結婚して子供をもうけ互いに励ましあって生活をともにするなんて言葉は古いのでしょうか死語の世界？若い人の結婚観が時代とともに昔とは大きく変わっていることは否定しませんし、考え方を批判するつもりもありませんが昔は結婚式で初めて会ったなんてのもざらにあったことを今の若い人たちはどう考えるのでしょう。

増加する国際結婚


国際結婚が増えているそうです。

国際結婚は昔からありましたが、最近は結婚したがらない日本人の女性、結婚したいけれど相手がいない日本人の男性、というミスマッチが国際結婚が増えている理由だそうです。

国際結婚というと最近では余り良いイメージがありません。

マスコミでよく報道される日本国籍目当ての偽装結婚、悪質仲介業者の存在、そして文化的な行き違いから破綻するケースなど悪いイメージが先行しています。

しかし、本当にそうでしょうか？国際結婚をするカップルの数はここ最近ではかなり増えてきていますが、背景にあるのは地方での婚姻率の低下、特に農業の後継者の方々の結婚相手の不足は深刻です。

厚生労働省の人口動態統計によりますと、2003年の国際結婚は36,030件で、婚姻数全体の約4.8％にもなります。

20組のうち1組は国際結婚です。

そのうち約12,000件が中国人女性との結婚で、件数ではトップです。

しかし、悲しいことに中国人女性との結婚の３組に１組は破綻しているそうです。

偽装結婚、結婚したあと蒸発するケース、中国に帰国したまま日本に帰って来ない、など枚挙にいとまがありません。

ただ、こうしたケースは中国人女性との結婚がかなりのウエートを占めているので目立ちますが、あとの約95％は中国人以外との婚姻です。

では、そうしたケースはどうでしょうか？結婚は両性の合意によって行われるものですが、自然な出会いで結婚までゴールインできればいいのですが、最近は国際結婚を斡旋する業者も増えています。

そうした業者の活躍で国際結婚の数も増加しています。

確かに何のツテもなく相手を探すことはできません。

特に地方等ではこうした機会は皆無といってもいいでしょう。

こうした仲介業者の存在が国際結婚を成立させていますが、実は国際結婚の難しさは結婚した後にあります。

その最たるものは文化的なギャップです。

言葉の問題から始まり、考え方、習慣など、お互いの違いに注目するとどうしても破綻する方向に行ってしまうようです。

こうしたギャップを乗り越えて幸せに暮らしているカップルも多く存在します。

出会いは国際結婚の仲介業者を通してであっても、結局はお互いのコミュニケーションを深めることで文化の違いを乗り越えているようです。

未婚女性結婚観

焦るのは30才、あきらめるのは40才がピーク
株式会社マクロミルは、全国20代・30代の未婚女性を対象に、「結婚観に関する意識調査」を実施いたしました。


調査手法はインターネットリサーチ。

有効回答数は1,040名から得られました（20代・30代を均等に回収）。



Q. 結婚を焦り始める年齢／「もう結婚しないかもしれない」とあきらめる気持ちが芽生える年齢

回答
焦り始めるピークは30才、あきらめ始めるのは40才がピーク
焦り始める年齢は30才に向けて徐々に高まる傾向にあり、あきらめ始める年齢は35才で一度高まった後、40才でピークを迎える傾向、5才刻みで大きな節目を迎えるようです。


Q.子供を欲しいと思わない理由を教えて下さい。
（複数回答）

回答
欲しいと思わない・・25％
欲しいと思わない理由
子供を育てる自信がない・・47％
現在の社会状況の中で子供を育てることに不安がある・・46％、
仕事と子育てを両立するのが困難・・37％


Q.あなたには現在、結婚を考える恋人がいますか？

回答
「いる」・・約30％
「恋人はいない」・・約54％
2人に1人は恋人がいない
年齢別に見ると、23才、27才で最も恋人がいる率が高まっていますが、33才を超えると恋人が「いない」人が半数以上を上回る傾向が強くなります。
未婚女性の恋人の有無は、33才が分岐点になっているようです。



Q. あなたが結婚相手に求める条件として、以下項目をどの程度重視するか教えて下さい

回答
「性格・人柄」が100％、
「価値観・相性が合うこと」98％、
「恋愛感情」91％が９割を超える高い結果となりました。

興味深い点は
「経済力」(84%)
「職業」(55%)
「社会的地位」(30%)などの条件より、
「家事・育児の分担・協力姿勢」(88%)
「自分の仕事への理解と協力」(86%)の方が高い順位となっています。

男性の家事・育児参加に関する意識や女性の仕事に対する理解のあり方が、今後の未婚女性の結婚に影響を与えそうです。


詳しくは
http://www.macromill.com/client/r_data/20060803marry/index.html
サイト内にはより詳しいpdfファイルもあります