お見合い身上書について
お見合い身上書とは一体どういうものをいうのでしょう。
身上書は英語で「a personal information form」といい、まさにその人の個人的情報、プロフィールを記したもの。
見合いの時にかわされるものは釣書(つりがき、つりしょ)ともいわれ、お見合いの時にお互いで取り交わす自己紹介(プロフィール)を載せた書面をいいます。
お見合いの身上書に書く内容としては、本人の氏名・生年月日・本籍・現住所・学歴・職歴・身長・体重・趣味・特技・資格などが挙げられます。
加えて家族の氏名、生年月日、職業、学歴・両親の出身地などまで書く場合もありますが全部の項目を書く決まりはありません。
身上書は、白い便箋を使い、自筆で書くのが原則です。
筆記用具は万年筆、筆ペンがいいでしょう。
字がへただからと、ワープロやパソコンで書かれたものは見合いの身上書にはふさわしくありません。
誤字脱字がないよう注意し、読みにくい名前や住所などにはよみ仮名をふる心配りも大事です。
封筒の表書きに自分の名前と身上書と書きます。
プロフィールに氏名・世帯主との続柄・生年月日・住所・勤務先を書きます。
学歴は最終学歴から二つくらい下がったところまでを書けばいいでしょう。
職歴もできるだけ詳しく書きます。
お互いを知る上で大事な項目であり、見合いでの会話の話題にもなります。
あと資格・免許・趣味・身長・体重などを書いて封筒に入れ、写真を添えてさらに宛名を世話人にした封筒に入れます。
身上書は見合いの前に交換する場合と、見合い後、2,3回会った後で交換する場合があります。
結婚相談所を介したお見合いの場合、カップルにならなかったら相談所が身上書を両者から返却してもらう場合もあります。
最近は見合いでも「知人の紹介」というくだけた雰囲気で身上書など必要としない場合も多いですが、きちんとした身上書を相手に渡せることは、見合い相手だけでなく、その家族にも好印象を与えます。
自分を見合い相手にアピールする、大事な要素である身上書は、きちんとした書式にのっとり、丁寧に読みやすく、記入もれのないものを書いて、誠実さ、几帳面さ、真面目さなどを相手へ印象づけたいものです。